はじめに
キャンピングカーのレンタルは、一般的なレンタカーとは異なるポイントがいくつかあります。車両の説明に時間がかかったり、返却時に排水処理が必要だったりと、知らないと戸惑うことも。初めての方でも安心して利用できるよう、予約から返却までの流れを5つのステップで解説します。
ステップ1:車種とエリアを選ぶ
まずは旅行の目的・人数・期間に合った車種を選びましょう。選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 人数: 就寝定員が旅行人数以上の車両を選ぶ(余裕を持って1〜2名分多いと快適)
- 行き先: 北海道のような広大なエリアなら長距離に強いバンコン、観光地巡りなら小回りの利く軽キャンパーが便利
- 予算: レンタル料金に加え、燃料代・高速料金・RVパーク等の宿泊費も試算しておく
予約のタイミング
ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィークなどのハイシーズンは2〜3ヶ月前に予約が埋まり始めます。特に人気のキャブコンは台数が限られるため、早めの予約が必須です。平日やオフシーズンなら2〜3週間前でも空きがあることが多いです。
ステップ2:予約・契約する
ROAD+の空き状況を確認するしたら、事業者のウェブサイトまたは電話で予約を行います。予約時には以下の情報を必ず確認しましょう。
- レンタル料金: シーズンによって1.5〜2倍の変動がある事業者も
- 含まれる装備: 寝具・調理器具・カーナビ・ETC車載器・バックカメラの有無
- 保険・補償の内容: 免責額、免責補償制度(CDW)の有無、NOC(ノンオペレーションチャージ)の金額
- キャンセルポリシー: 一般的に7日前から発生、直前ほど高額に
- 営業時間: 出発・返却の受付時間(9時〜18時が多い)
- 走行距離制限: 無制限か、超過分の課金があるか
契約書には運転者全員の氏名・免許証番号の記載が必要です。複数名で運転する場合は全員分の免許証を準備してください。
ステップ3:車両を受け取る
当日は出発予定時刻の30分〜1時間前に余裕を持って営業所に到着しましょう。受け取りの流れは以下の通りです。
受付・書類手続き(約15分)
免許証の確認、契約書への署名、料金の支払い(クレジットカードまたは現金)を行います。この際、追加の保険・補償に加入するかどうかも聞かれます。
車両説明(約30〜45分)
スタッフが車両を一通り案内してくれます。確認すべき主なポイントは以下です。
- 運転関連: ミラー調整、バックカメラの映像、車両のサイズ感
- 居住設備: 給排水システム、電源の使い方(サブバッテリー・外部電源)、FFヒーター・エアコンの操作
- キッチン: コンロの点火方法、冷蔵庫の設定、換気扇の位置
- 安全装備: 消火器の場所、緊急連絡先、ロードサービスの番号
スマートフォンで説明を動画撮影しておくと、旅先で「あの操作どうやるんだっけ?」となったときに見返せて非常に便利です。
外装チェック(約10分)
スタッフと一緒に車体の外周を確認し、既存のキズや凹みを記録します。自分でもスマートフォンで写真を撮っておくと、返却時のトラブル防止になります。
ステップ4:旅行を楽しむ
出発後は安全運転を心がけ、計画に沿って旅を楽しみましょう。キャンピングカー旅行ならではの注意点をいくつか挙げます。
- 1日の走行距離は200〜300kmが目安: 慣れない車両での長距離運転は疲労が大きいです
- 2時間ごとに休憩: 道の駅やSA/PAで15分以上の休憩を入れましょう
- 車中泊場所は16時頃に到着: 明るいうちに設営を済ませるのが快適に過ごすコツ
- 給水・排水は毎日チェック: タンクの残量を気にしながら旅を進めましょう
トラブル時の対応
万一のトラブル(故障・事故・パンクなど)が発生した場合は、まず安全な場所に停車し、負傷者がいれば119番。その後、警察(110番)に連絡して事故届を出し、最後にレンタル事業者の緊急連絡先に報告してください。事故現場の写真を多めに撮影しておくことも重要です。多くの事業者は24時間対応のサポートを用意しています。
ステップ5:返却する
返却日は営業時間内に営業所へ戻りましょう。返却の1〜2時間前から以下の準備を行ってください。
返却前の準備チェックリスト
- 燃料の補充: 満タン返しが基本(営業所近くのスタンドで給油、レシートを保管)
- 車内の清掃: ゴミの処分、調理器具の洗浄、テーブル・シンクの拭き掃除
- 排水タンクの処理: 事業者の指示に従いグレータンクを排出(指定の排水場所で)
- トイレの処理: カセット式トイレの汚水タンクを指定場所で排出
- 忘れ物の最終チェック: ベッド下、収納棚、冷蔵庫の中は見落としやすい場所です
返却時の流れ(約15〜30分)
スタッフが車両の外装・内装を確認し、走行距離や燃料残量をチェックします。問題がなければ精算して完了です。追加料金が発生する主なケースは以下の通りです。
- 燃料が満タンでない場合(実費+手数料)
- 車内の著しい汚損(清掃費5,000〜20,000円程度)
- 備品の紛失・破損
- 返却時間の超過(1時間あたり3,000〜5,000円程度)
まとめ
キャンピングカーのレンタルは、流れを事前に把握しておけばスムーズに利用できます。特に受け取り時の車両説明はしっかり聞いて、わからないことはその場で質問しましょう。返却時も余裕を持って準備すれば、追加料金の心配もありません。
ROAD+の空き状況を確認する、あなたにぴったりのキャンピングカーを見つけてください。



